福岡の事業再生、承継、相続、M&A、広告の今を伝えるスモールビジネス諸行降臨 vol,21

再興 創業者精神  「着眼点がシャープでしょ」

1915年、創業者の早川徳次氏が発明した早川式繰出鉛筆(シャープ・ペンシル)が社名のシャープ。米国で大ヒット商品になった。画期的な製品を世に送り出してきた源泉は創業者のパイオニア精神に依拠する。

他社にない製品を作り出すオンリーワン戦略は「目のつけどころがシャープでしょ」のコーポレートコピーが一世を風靡していた。

市販の茶葉を石臼のように挽き、粉抹茶にしていただく「ヘルシオお茶プレッソ」。

何より、お茶がらが出ず、お茶の栄養分をまるごと味わうことができる優れものだ。

イメージキャラクターの吉永小百合さんお勧めの逸品。

やや音が気になるが、千利休が茶を点ててくれていると思えば御の字。ほっと一息つけるお茶の効用は計りしれない。

そのシャープ本体は取引銀行や企業再生ファンドに出資要請するなど苦境にあえいでいる。

ここ数年、外資との提携話や不採算部門の閉鎖などが進んでいるが、抜本的な改革には至っていない点は、ソニーを想起させる。
両社ともクリエイティブな製品を送り出しマーケットを形成してきた。

S・ジョブズがいう、「創造的なハードを作ることができるが、残念ながらソフト化が遅れた」日本のメーカーの現状打開のヒントがある。

ここはゆっくり一服し、創業者精神に想いを馳せることから逆境打開の光明が差してくる。